MAIL MAGAZIN メールマガジン

No.0129

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『 旅行会社のためのITなんでも救急箱 』2019.08.07

                    日本システム開発(NSK)

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マーケティングオートメーションとは
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日本システム開発<NSK>の山田です。

前回のWeb関連に引き続き、「マーケティングオートメーション」
なるものについてご案内します。

ウィキペディア(一部抜粋)では、下記のように説明があります。

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個人を特定し実践するマーケティングソフトウェア。運用を行うには、
把握する個々人に対する施策や属性管理を行なえる要素や方法論が
企業内で必要。低単価消費財のマーケティングには適さない。

大量生産・消費前提のマスマーケティングから、消費者個別ニーズの
One to Oneマーケティングへ市場環境変化により、注目を集めた顧客関係管理
(CRM)がある。この概念を、デジタル・コミュニケーション分野を中心に
絞り込んだ概念がマーケティングオートメーション。利用拡大の背景は、
インターネット上の情報量拡大に伴いコンテンツの質向上が認知され始めたこと、
デジタルデバイス普及により従来は電話やFAXが主であった
業務用コミュニケーションの手段がPCメールを経てスマホによるメールへと
コミュニケーション手段が変遷したことへの相関性が高い。
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分かったような分からない内容ですが・・・
こういうことだと思います。
インターネット、タブレットPCやスマートフォンの普及により、
お客様との関係性や連絡手段の方法が変わり、
従来の概念や考え方ではお客様との関係性や連絡が難しくなり、
インターネットを介して繋がったお客様とのやり取りを上手に管理し、
顧客・案件拡大のためのツールとお考えいただくと良いと思います。

それでは「マーケティングオートメーション」の概要とは、何なのでしょうか?

・見込み客創出
 ホームページからの問合わせ、パンフレット請求、空席・空室問合せなどの
 情報を集約・管理

・見込み客育成
 顧客に合わせて、適切なコンテンツ・情報をメールやブログなどで配信
 リード・案件度の見込みを上げる

・見込み客分類
 リードの属性やお客様の興味に応じ、分類。
 確度の高いもの・売上、利益が高そうなもの、団体・グループなど
 担当営業などへ情報共有

・見込み客リスト管理
 リードの情報を管理し、正確で使いやすいデータベースにする
 収集した所属する法人などの各種情報などをデータ化
 企業規模、業種、ニーズ、決裁権などの情報を取得し管理

上記のような顧客・案件の情報は、Webの担当の方が一次対応したり、
当番制で担当が割り振られて対応されているのではないでしょうか?
一次対応をした報告は何らかの形で管理されていると思います。
報告があったことで満足し、それ以降は、
担当任せになっていませんでしょうか?

私どもも含めた一般的な旅行業向けシステムでは、
申込があった旅行情報は細かく登録・管理することが当たり前ですが、
旅行会社様がこれから旅行需要を発生させるべきお客様の情報、
行動やアプローチ、その結果の管理はうまく登録・管理できないのが実情です。

もしかすると、現実的な店頭や営業の現場でも、
まったく同じではないでしょうか?

次回もマーケティングオートメーションをさらに掘り下げたいと思います。

 

━━━━━━━━━━━━+ 編集後記 +━━━━━━━━━━━━━

こんにちは。
日本システム開発 藤原です。

6月と7月に開催したセキュリティセミナーは
おかげ様で東京、名古屋、大阪の3都市とも盛況のうちに終了致しました。

情報漏洩というと外部からの攻撃に注目が集まりがちですが、
悪意が無くともスタッフの不注意から漏れてしまうというケースも多くあります。

個人情報を多く取り扱う旅行会社様においては
漏洩しない仕組み・環境を構築することももちろん
個々人の意識や日々の啓蒙、心構えが大切なのだと感じました。

さて、長い梅雨が明けてから暑い日が続いています。
外回り、特に午後の外出時は「日差しが痛い」とさえ感じてしまいます。
意識して休憩や水分補給を行う必要がありますね。

最近環境省でも日傘の推進を謳っていますし
ニュースなどでは「男性も日傘の利用を」というフレーズも見かけます。

環境省 ホームページ 日傘の活用推進について
https://www.env.go.jp/press/106813.html

自分も使ってみるか、考えてしまいます・・・

日常生活を送るだけでも危険な暑さ、

皆様もどうぞ体調にはくれぐれもご注意下さい。

 

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